私の友人に、逆張りに命を懸けている漢の中の漢がいます。
彼は株取引をしており、株価が上がったらショートし、下がったらロングするというスタイルを貫いております。
彼の常人ではないところは、取引にPCを使わないところです。
スマホで売買をしています。
彼曰く、「この世界のすべては、全ては二分の一の連続でできている」とのことでした。
確かにそうかもしれません。
今の瞬間に株価が上がるか下がるか、次の瞬間に株価が上がるか下がるか、その次の瞬間に株価が上がるか下がるか・・・・これの連続に過ぎないとのことでした。
彼と話していると、どうやら伺えることが「先っちょを捕らえて一撃必殺を決めたい」ということです。
そして、それを実現するために「日銀になりたい」そうです。
お金を刷って空売りをし、それがダメだったらまたお金を刷って空売りを入れる・・・頂点で空売りができるまでそれを繰り返すのが自分の夢だというのです。
その気持ち、めちゃめちゃわかる
その話を聞いて、僕はそう感じました。
格好をつけて、「資金管理がなんたらかんたら」「リスク・リワード比率がなんたらかんたら」「エントリーのタイミングがなんたらかんたら」とか常日頃言っている自分が馬鹿に思えてきました。
結局は心の底では、自分の思いつきでてっぺんを当てて、お金が欲しいと思っているだけじゃないか。
彼の発言を通して、自分がいかに愚かな本性を隠し持っているかを気づくことができました。
ほんと、まだまだだなぁ・・・
悟りまでは程遠いということを実感できた本日でした。
＜トレーダーとは＞
健やかである
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常にニュートラルで前向きである
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